人の健康と幸せを追求する佐々木小次郎氏。元消防士のプロボクサー、リアルワークアウトCCO就任への軌跡

2023年9月11日

【プロフィール】
名前：佐々木小次郎（ささきこじろう）
所属：株式会社WORKOUT/CCO（チーフカルチャーオフィサー）｜新店舗開発担当
生年月日：1987年4月2日
出身地：北海道旭川市
トレーナー歴：5年（2023年8月時点）
趣味：ワークアウト、 YouTube鑑賞、晩酌
尊敬する人：ジャイソンステイサム、土屋耕平
トレーニングルーティーン：その日鍛えたい部位で決める
好きなプロテイン：VALKS
株式会社WORKOUTのHP：WORKOUT INC. (workout-inc.com)
パーソナルジムリアルワークアウトのHP：REAL WORKOUT
【公式】パーソナルジムリアルワークアウトのInstagramはこちら
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こんにちは！

ファインドトレーナー編集部（＠FindTrainer2022）です。

今回インタビューさせていただいたのは、REAL WORKOUT創業メンバーで、現在は執行役員の佐々木小次郎（ささきこじろう）CCO（チーフカルチャーオフィサー、以下CCO）。

「人の役に立ちたい、人としてかっこよく生きたい」という思いから、高校卒業後は憧れの消防士に就職。20歳のとき、趣味のつもりで始めたボクシングに魅了され、1年後にはプロボクサーとしてデビュー。その後10年もの間、消防士とプロボクサーを両立する、前代未聞の経歴の持ち主。ボクサー引退後に始めたパーソナルトレーニングで、健康の重要性を改めて感じる中、「人の健康と幸せをサポートする」という自身の“想い”を追求することになった佐々木さんに、パーソナルトレーニングの魅力と今後の抱負について伺いました！

パーソナルトレーナーになった経緯

本日はよろしくお願いいたします！

よろしくお願いいたします！

それでは、まずはじめに佐々木さんがパーソナルトレーナーになったきっかけについて教えてください！

佐々木さん：「人の役に立ちたい、人としてかっこよく生きたい」という思いで、高校卒業後はすぐに消防士になりました。ほどなくして、趣味のボクシングに夢中になり、プロボクサーとしてもリングにあがっていました。消防士とプロボクサーを10年ほど両立してましたが、体力的に限界を感じ、ボクシングは引退しました。

引退後は、太らないようウエイトトレーニングを試みましたが、正しい方法がわからず悩んでいました。そんな時、「パーソナルトレーニング」に出会いました。担当のトレーナーは体重100kgから減量してベストボディジャパン大会で優勝した方でした。ボクシングのような「過酷」なトレーニングとは違い、彼には「健康的なカラダ作り」が可能だと教えてもらい、心から感動したことを今でも覚えています。

同時に、消防士・救急隊員として活動している中で、食生活や運動不足が原因で病院に搬送される人の姿を見てきました。それに対し、パーソナルトレーニングは「健康的なカラダ作り」を通じて「人の役に立てる、かっこいい仕事」だと感じるようになりました。

偶然にも担当のトレーナーに出会い、「リアルワークアウト」だからこそ提供できるトレーニングとその素晴らしさを人々に知ってもらいたいと思い、パーソナルトレーニング業界への転職を決意しました。

転職を決意した具体的なエピソードはありますか？

佐々木さん：ボクシングを引退後、ウエイトトレーニングと食事改善を始めました。カラダの変化が目に見えて現れ、健康的なカラダ作りの素晴らしさには感動しました。

救急隊員として人々に役立つこともできましたが、パーソナルトレーニングで人々の健康に寄与することに魅力を感じました。そこで、パーソナルトレーニング業界への転職を決断しました。

パーソナルトレーニング業界との衝撃の出会いですね！

佐々木さん：フリーランスのパーソナルトレーナーだった私は、リアルワークアウト代表の土屋耕平氏や代表トレーナーの高田大輝さんと出会いました。『全ての人に健康を届けたい』という二人の話に感動し、私の想いと共鳴しました。今では、この想いをリアルワークアウトの企業文化を表す「リアルイズム」と呼んでいます。自分の「想い」が実現できる居場所に出会え、会社の未来にも希望を感じ、心が踊るような感動を覚えました。

トレーニングを指導する上で大切にしていること

どのようにトレーニングを指導されていますか？

佐々木さん：自称「毎日お酒を飲んでも痩せるトレーナー」として、お客様のライフスタイルに合わせたトレーニングを提供しています。お酒を飲むのが好きな方でも、体を維持する方法の実践です（笑）

教科書通りの食事制限やルーティンはやめて、「好きなこと」をあきらめずに、楽しくトレーニングできるように心がけています。トレーニングに慣れたら、筋トレや運動をプラスして、食事も少しずつ変えていきます。トレーニングに画一的な正解はありませんが、自重トレーニングを取り入れながら、その方が目指す「正解」に近づけるような最適なトレーニングを提供するようにしています。

トレーニング指導において大切にしていることは何ですか？

佐々木さん：「愛」ですね。せっかく出会ったお客様には卒業まで「愛」をもって接しています。基本的にトレーニングは2カ月以上から6ヶ月と期間を設定できますが、年単位で継続いただけているお客様もいらっしゃるので、そこが「愛」の賜物のような気がします。

具体的に心がけていることなどあれば教えてください。

佐々木さん：「本当にお客様が求めているのは何か」を正確に探し出すよう、会話の中からヒアリングすることでしょうか。ただ「痩せたい」と言っても、“単に体重を減らしたい”のか、“筋肉がついた健康美”を目指すのか、など、目指すゴールによって、トレーニングの内容も変わると考えています。表面的な言葉を鵜呑みにするのではなく、リアルな「お客様の望んでいること」を引き出せるよう、コミュニケーションに重点をおき、ヒアリングはとても大事にしています。

リアルワークアウトに入社してよかったこと

トレーナーをしていてよかったと思うことはありますか？また、CCOに就任して嬉しかったことなどあれば教えてください。

佐々木さん：自分の経験や知識を活かして、お客様に寄り添った形で日常生活のパフォーマンスを向上できるようなトレーニングを提供できたと感じたときはとても嬉しく思います。私は自重トレーニングを得意としており、マシンだけに頼らずに体を変えられる方法をお伝えしています。幅広い年齢層の方々に個々の状況や目的に応じた柔軟な対応ができることは自身の強みだと思っていますが、それは「相手の望んでいること」に丁寧に向き合った結果でもあると考えています。

現在は、CCOとして運営側から業務に携わっていますが、事業の成長速度が非常に速いです。採用時に会社の文化にマッチするか確認するものの、人材が定着せず、ずれが生じることもあります。組織を成長させるため社内の取り組みとして「マッスルフェス」というイベントを立ち上げました。現場の理解度がそれぞれだったため、”リアルイズム”や仲間がいることを認識できる機会が必要だと思いました。イベントでは、みんなが活き活きと楽しんでいる姿を見て、会社の「ビジョン」と「ミッション」に共感する仲間と一緒にいることを私自身も実感することができました。代表とともに会社の成長を味わいながら、個人的な成果も感じることができました。

将来の目標について

佐々木さん：最優先は、リアルワークアウトを成長させることです。

個人的には、「生涯現役」を目指しています。死ぬまで体を動かし、イケてる男でいたいですね。トレーナーとしては、自分の店舗を持ちたいと考え始めました。現在は運営側の業務が多く、お客様を専属トレーナーに引き継ぐことが多いですが、そんな瞬間に寂しさを感じてしまうこともあるため、今後は独立も視野に入れています。

最後に「リアルワークアウトでトレーナーとして入社する「醍醐味」を教えてください。

佐々木さん：会社として「自立」「個性」「チームの力」を行動指針の三本柱として掲げています。数字面だけではなく、「人間性」も重視した評価体制であることが最大の魅力です。あらゆる側面から、個々が成長できる環境に身を置くことで、個人の成長も望める企業文化は自信を持ってお伝えできる、「らしさ」だと思います。

とにかく「思い立ったら行動に移す」人が多いのも特徴的です。