パーソナルトレーナーの年収事情や年収アップのコツを解説

こんにちは!KOHRIMAN(@kohriman)です。

近年のフィットネスブームの中、パーソナルトレーナーを志す人も多いです。

しかし、収入面であまりイメージがつかない、あるいはトレーナーになったもののどうすれば稼げるか分からないという方もいるでしょう。

 

今回は現役のパーソナルトレーナーでもあるKOHRIMANが「パーソナルトレーナーになろうとしてるけど、年収はどんな感じ?」「年収低いイメージあるけど、どうやれば稼げるのかな?」などの疑問にお答え致します!

目次

パーソナルトレーナーの平均年収

パーソナルトレーナー,

求人ボックスによると、パーソナルトレーナーの平均年収は約353万円で、月給換算すると約30万円程度です。

日本の平均年収は400万円程度なので一般的には低めです。トレーナーに若年層が多いことや、資格なしでもできることを考慮すると妥当と言えるでしょう。

ただし、一回あたりの単価が高く、物販によるインセンティブもあるので、人気トレーナーになれば一気に給料が跳ね上がる職業でもあります。

しかも今ではSNSも普及しているので、YouTubeやインスタ、Twitterなどを使いこなすことさえできれば誰でも稼げるます。

パーソナルトレーナーの年収は勤務形態による

通常の職業は正社員の働き方が基本ですが、パーソナルトレーナーは多岐にわたります。一般的に稼げないイメージを持たれがちですが、働き方を選ぶことで大きく年収は変えられます。

具体的には以下の通り。

    • 1つのジムで正社員として働く
    • ジムと業務委託を結んで働く
    • フリーランスとして個人で稼ぐ
    • ジムを開業して経営も行う

    1つのジムで正社員として働く

    会社員と同じ働き方で月給制が基本、さらにトレーニングの回数や物販の額によってインセンティブが設けられる場合がほとんどです。

    トレーニング指導以外にも受付や掃除、広報などジム運営全般の仕事に関わります。総合ジムの場合はたまにトレーニング指導が入るくらいで、メインはジム運営となるでしょう。

    収入が安定する一方、通常の会社員同様に収入が激増するわけではないので、1,000万円など高年収を目指すならいずれ独立を意識する必要があります。

    ジムと業務委託を結んで働く

    正社員ではなく、ジムと業務委託契約を結んで働く方法もあります。簡単に言うと、正社員はジムの業務全般を行いますが、業務委託だとトレーニング指導のみを行うというものです。

    正社員ではないので福利厚生などもなく、集客も自分で行う場合もあります。

    その代わり、複数のジムと契約できる・自分の働きたい時に働けるのがメリット。セッションごとに報酬がもらえるシステムなので、知名度と実力が伴っていれば正社員よりも稼ぎやすいです。

    ただし、逆にいえばいきなり参入しても集客で苦戦して稼げないのが難点です。

    フリーランスとして個人で働く

    業務委託と被る部分もありますが、ジムを通さずお客さんと直接契約を結ぶのが違いです。主にレンタルジムなどを借りる場合がほとんどで、業務委託と開業の中間に位置するような働き方です。

    価格も自身で決められるので、実力があれば業務委託よりも稼ぎやすいです。100%自分で集客を行うので、うまく行かなければお客さんが集まらず全く稼げません。

    一方でお客さんが知人を紹介してくれるという流れが続けば、グングン収入が上がるのが魅力です。

    ジムを開業して経営も行う

    パーソナルジムを自分で開業して、経営者の傍らトレーニング指導も行う働き方です。

    トレーナーなら誰しも「自分のジムをもちたい」と思うもので、数年間〜数十年間の下積みを経て開業する人も多いです。

    売上から経費を引いたものがそのまま収入となるので、成功すれば一気に高収入にステップアップできます。

    その反面、光熱費や土地代など固定費が高いので、集客できないと多額の借金を抱えるリスクもあります。指導力はもちろん、マーケティングセンスもある程度磨いておかないと挑戦するのは厳しい世界です。

    パーソナルトレーナーが年収を上げるポイント

    パーソナルトレーナーは働き方だけでなく、どう行動するかによっても長期的に得られる収入が変わってきます。ただ漫然とトレーナー人生を過ごすのではなく、主体的に行動することで差がつきます。

    具体的に年収を上げるポイントは以下の通り。

    • お客さんへの気遣い
    • 資格の取得
    • SNSの活用でブランディング
    • ボディビルのコンテストに出場する

    お客さんへの気遣い

    トレーニングの指導力云々の前に重要なのがお客さんへの気遣いです。お客さんと近い距離での指導を行うことになるので、やはり接客の面では異業種よりもシビアに見られがちです。

    • 質問したらお客さんが分かるレベルにまで噛み砕いて丁寧に説明する
    • インターバル中やストレッチ中にお客さんの話を聞いてあげる
    • 始まりと終わりの挨拶を徹底する
    • 清潔感のある見た目を心がける

    上記は一例ですが、指導時間中はたとえ親しい間柄でも完璧な接客が求められます。お客さん一人一人に丁寧に接客をすることで単発で終わることなく、継続率を高めて収入アップが見込めるのです。

    資格の取得

    パーソナルトレーナーに資格は必須ではないものの、資格のあるトレーナーとないトレーナーだったらお客さんは資格もちのトレーナーを選ぶでしょう。

    資格を持っているからといって収入が上がる訳ではありませんが、知識があることの証明になるので集客面や就職の面において非常に有利に働きます。

    どんな資格を取るべきかについて、下記の記事で詳しく解説しているので併せてご覧ください。

    パーソナルトレーナーに資格はいる?5つの資格の違いや費用なども解説!

    SNSの活用でブランディング

    SNSの普及により、TwitterやYouTube、Instagramなどで誰もが情報発信できる時代です。

    日々の情報発信を継続しフォロワーを増やしていくことで、彼らの一部がトレーニング指導を受けに来てくれるようになるので劇的な収入アップにつながります。

    さらにYouTubeやブログなどの広告ビジネスでは視聴数に応じて、あるいは紹介した商品の購買数に応じて収入も入ってくるので副業としてもやっておくべきでしょう。

    ボディビルのコンテストに出場する

    ダイエットの指導を受けたいお客さんからすれば、「太っているトレーナーと引き締まった筋肉質なトレーナーとどちらから指導を受けたいか」と言われれば筋肉質なトレーナーを選ぶもの。

    筆者がジムでアルバイトとして働いている頃、仲の良いお客さんから「あのトレーナーさん指導力はあるけどお腹ボヨボヨだから、ちゃんと鍛えてる君に指導してほしい」ということを実際に言われました。

    そこで身体でお客さんに実力を証明する手段として、ボディビルのコンテスト出場をおすすめします。

    そこで入賞すればトレーナーの紹介プロフィール欄に「〇〇大会 3位」など実績を載せられるので、お客さんからの信頼も高まります。

    らにコンテストに出るまでは「筋肉量を増やす・無駄な脂肪を削ぎ落とす」という2つの経験を自身の身体で経験するので、そこからわかる経験談をお客さんの指導にもアウトプットできます。

    日本トップのレベルまでいけば、女性客だけでなく男性客も集まりやすくなるので頑張れば頑張るほど収入に直結するのが魅力です。

    フィジーク初心者必見!おすすめ団体と出場の流れ、審査基準を徹底解説!

    まとめ

    今回はパーソナルトレーナーの年収事情について解説してきました。

    パーソナルトレーナーの年収は平均的には低いですが、勤務形態を変える、SNSを使いこなすなどより稼ぐためのコツもあるので、主体的に行動すれば稼ぐ年収を上げるチャンスは十分にあります。

    ぜひ今回紹介した情報を参考にパーソナルトレーナーとして自身がどういうキャリアを歩んでいくのか考えてみましょう。

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    この記事の監修者

    郡 勝比呂(こおりかつひろ) 郡 勝比呂(こおりかつひろ) ジムフィールド代表

    「稼げるトレーナー」を作るパーソナルトレーナー養成講師。ベストボディジャパン公認ジャッジアドバイザー。NESTA JAPANアシスタントディレクター。All About メンズスタイルオフィシャルガイド。「遊ぶように鍛える」ジムフィールド代表取締役CEO

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