こんにちは!KOHRIMAN(@kohriman)です!
筋トレを始めてから成果がでるにつれて「ベストボディジャパンに出場してみたい」「ベストボディジャパンは他団体とどう違うのか?」などと思う人もたくさんいると思います。
そんな時大会の様子などはYouTubeなどで観たことはあっても、実際にはどんな特徴をもつ団体なのか理解している方は少ないでしょう。
今回はベストボディジャパンにも出場経験があり、現在はベストボディジャパン公認ジャッジアドバイザーも勤めさせていただいている僕が、概要やカテゴリー、エントリー方法などについて紹介してしてみたいと思います!
ベストボディジャパンとは
ベストボディジャパンは、「日本中・世界中が笑顔で満ち溢れ、そして心身共に健康的な生活を過ごすこと」という思いから設立された団体です。
FWJやJBBFといった他の団体と比べると、男女ともに「爽やかなモデル体型」が評価される傾向にあるため、ボディビルのカテゴリーは存在しません。
また、ステージ上での評価だけでなく、会場内やSNSでの知性や品格のある態度も審査対象となっている点からも他団体とは一線を画します。
ベストボディジャパンの特徴① 年齢別に分かれている
一般的なコンテストでは体重や身長でカテゴリーが分かれていますが、ベストボディジャパンでは以下のように年齢別に分かれています。(2021年度6月現在)
ベストボディ部門及びモデルジャパン部門
ミスター部門(男性部門)
- フレッシャーズクラス(18歳〜29歳)
- ミドルクラス(30歳〜39歳)
- マスターズクラス(40歳〜49歳)
- ゴールドクラス(50歳〜59歳)
- レジェンドクラス(60歳〜年齢無制限)
ミス部門(女性部門)
- ガールズクラス(18歳〜29歳)
- レディースクラス(30歳〜39歳)
- ウーマンズクラス(40歳〜49歳)
- クイーンクラス(50歳〜59歳)
- プラチナクラス(60歳〜年齢無制限)
マッスルモデル&フィットネスモデル部門
ミスター部門(男性部門)
- ミドルクラス(18歳〜39歳)
- マスターズクラス(40歳〜年齢無制限)
ミス部門(女性部門)
- レディースクラス(18歳〜39歳)
- ウーマンズクラス(40歳〜年齢無制限)
ベストボディジャパンの特徴② 規定ポーズが独特
ベストボディジャパンは独特の規定ポーズがあることでも知られています。ポーズに従わないと、イエローカードが出されるなど厳しい一面もあります。
男性の規定ポーズ
出典:https://www.bestbodyjapan.com/%e8%a6%8f%e5%ae%9a%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%82%ba/
女性の規定ポーズ
出典:https://www.bestbodyjapan.com/%e8%a6%8f%e5%ae%9a%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%82%ba/
ベストボディジャパンのカテゴリー
ベストボディジャパンのカテゴリーは、以下の3つに分かれています。
- ベストボディ・ジャパン部門
- モデルジャパン部門
- マッスルモデル&フィットネスモデル部門
ベストボディ・ジャパン部門
ベストボディ・ジャパン部門の審査基準は以下のようになっています。
- 健康美
- 全身引き締まった身体、バランスの取れたスタイル
- ルックス、顔の表情、表現力
- ポージング
- ウォーキングを含む身のこなし、見せ方
- 知性、品格、誠実さ
引き締まった身体とバランスの良いスタイルが理想的とされており、その他爽やかな表情やSNS・会場内での知性と品格なども評価されます。
モデルジャパン部門以上、マッスルモデル部門以下という位置づけです。FWJでいうところのフィジークノービスからアスリートモデルと同等と考えて良いでしょう。
モデルジャパン部門
モデルジャパン部門の審査基準は以下のようになっています。
- スリムな身体
- スタイルの良さ
- ルックス、顔の表情、表現力
- ポージング
- ウォーキングを含む身のこなし、見せ方
- 知性、品格、誠実さ
ベストボディ・ジャパン部門よりも筋肉量では劣り、文字通りモデルのようなスタイリッシュなカテゴリーです。
ベストボディ・ジャパン部門と同様に、爽やかな表情やSNS・会場内での知性と品格なども評価されます。
FWJでいうところのアスリートモデルと同等のレベルと考えて良いでしょう。
マッスルモデル&フィットネスモデル部門
マッスルモデル部門の審査基準は以下のようになっています。
- バランス良く筋肉の付いたスタイル
- 筋肉を魅力的に魅せる表現力
- ウォーキング、ポージング、見せ方
- ステージ上での品格や明るさ
- スポーティーな筋肉美
他部門よりも筋肉質な身体が評価される傾向にありますが、極度な発達は求められていません。
筋肉量は多いけれどバランスも良いというスポーツマン体型が理想的とされています。他団体のフィジークに出場しても遜色のない筋肉量と言えるでしょう。
ベストボディジャパンにエントリーする方法
ベストボディジャパンにエントリーするには、公式ホームページからエントリーしましょう。なお、一次審査も兼ねており、身体の写真・自己PR・SNSアカウントが審査されます。
身体の写真
バストアップ写真、全身写真、証明写真の3つを添付することが必要です。
特に重要なのは全身写真で、男性は上半身裸、女性は上半身は身体にフィットしたウェアー又は私服、下半身は足が見える服装という規定になっています。
とはいえ、エントリー段階なので最低限のレベルに達しているかどうかを判断する程度で、余程のことがなければ落とされる心配は不要です。
大会への思い・自己PR
文字制限800字以内で、自らのフィットネスに対する情熱を伝えましょう。ありのままの気持ちを綴れば良いでしょうが、あまり短すぎると減点のおそれがあります。
SNSアカウント
ベストボディジャパン特有といえるのが、SNSも審査項目に含まれることです。
日頃の投稿でいかに知性と品格のある人柄であるのかが評価されます。SNSなしでも可とされていますが、上位進出のために持っておくに越したことはありません。
大会出場にかかる費用
大会に出場するまでにはエントリー費用、ユニフォーム代がかかります。書類審査に通ると登録を完了させるために、エントリー費用を10000円程度支払います。
その後、コンテストの予選で着用するサーフパンツ(8000円程度)、決勝審査で着用するボクサーパンツ(4000円程度)も購入する必要があります。いずれも大会公式のものとの規定があるので注意しましょう。
エントリー費用とユニフォーム代で20000円程度かかる他、初出場の方向けにポージングのセミナーも行われています。
初出場の場合は特有のポージングを独学で習得するのは困難なので、できるだけセミナー受講を受けましょう。
なお料金設定は、こちらのベストボディジャパンの料金表をご確認ください。
ベストボディジャパンでコンテストデビューを飾ろう
今回はベストボディジャパンの概要やカテゴリー、エントリー方法などについて紹介してきました。
ベストボディジャパンはボディビルのカテゴリーがなく、スタイリッシュなバランスの良い身体が評価される団体です。
他団体と比べると費用は高めですがレベル的に出場しやすい大会なので、初めてのコンテストに出てみたいという方はぜひ挑戦してみてください。