こんにちは!ファインドトレーナー編集部(@FindTrainer2022)です。
パーソナルジムを利用する方が、パーソナルジムを利用する際に求めることはどういった部分でしょうか?
トレーニングや食事に関する知識はもちろんですが、そこにくわえて楽しい時間を提供してくれるトレーナーさんを多くの方が求めていると思います。
お笑い番組から面白い空間を作り出すための術を学んでいます!
親しみやすい関西弁で話してくださった、パーソナルトレーナーとして心掛けていること。
そんな人間味溢れる岸さんの今までを深掘りさせて頂きました!
氏名:岸英汰
所属店舗:ジムフィールド 梅田
生年月日:1995年5月24日
出身地:大阪
トレーナー歴:4年
ソフトボール選手時代の大会実績とこれまでの流れ:
2011年秋田インターハイベスト8
2012年全国高校選抜大会ベスト16
2013年全国高校選抜大会ベスト8
2013年近畿大会優勝
2013年福岡インターハイ準優勝
2013年福岡インターハイ最優秀選手賞受賞
2014西日本インカレ準優勝
2015年熊野インカレ4校同時優勝
2015年わかやま国体成年男子3位入賞
2016年関西学生秋季リーグ優勝
2017年〜2018年夏までオーストラリアに在住
2019年〜7ヶ月間G-zone performance center で、主にグループトレーナーとして活動
特技:モノマネ(特に元阪神の金本選手、城島選手、巨人の中田翔選手)
趣味:身体を動かすこと、海外のビーチでサーフィン
尊敬する人物:Brian Alsruhe、ドウェイン・ジョンソン、松本人志、明石家さんま
トレーニングルーティン:ビッグ4ムーブメントと補強トレ、週1でパフォーマンストレーニング、月1でストロングマントレーニング
好きなプロテイン:オプチのコーヒー味
岸トレーナーのSNS:Instagram Instagram(パフォーマンストレーニング) YouTube Twitter
オーストラリアで出会った女性トレーナーに憧れてトレーナーの道へ
本日はよろしくお願いいたします!
よろしくお願いします!
まずは岸さんがパーソナルトレーナーになった経緯を教えてください。
岸さん:トレーナーになろうと思った大きなきっかけは、5年前くらいに9か月間の間オーストラリアに留学に行った時です。
そのときにジムで見かけた女性トレーナーがめちゃくちゃかっこよく、魅力的に見えたんですよ!
グループレッスン、パーソナルトレーニングなど全てを担当している方で、直接レッスンを受けた回数は少なかったんですが、とてもエネルギッシュな明るい方で、言葉では言い表せない魅力に一気に引き込まれましたね。
初めてお会いして握手をしたときに、会話をしたわけではないですけど伝わってくるものがあって「こんな魅力的でカッコいいトレーナーになりたい!」と思ったのがトレーナー業を考えたきっかけです。
日本とはまた違ったフィットネスや人に触れて影響を受けたのですね。
留学自体はどういった目的で行かれたのでしょうか?
岸さん:大学3年で就活が始まる頃になにか強みが欲しいと思っていました。
体育会系の部活には所属していたのですが、ほかにも欲しいなと。
そんなときにたまたま山下智久さんと石原さとみさんのドラマを見かけたんですが、そのドラマの中で英語を話している人はカッコいいなと感じて留学に行くことを決めました。
普段ドラマは見ないけど、たまたま見たら惹かれてしまったような形ですね。
加えて、大学のジムでお世話になっていたトレーナーの方に「トレーニング・英語学習、どちらの面でも成長できるぞ!」とおすすめされたのもありました。
このようなきっかけが無かったら留学もしていませんでしたし、オーストラリアで憧れの存在となった女性トレーナーにも会えてなかったので、トレーナーになっていなかったかもしれないですね。
オーストラリアで受けた衝撃
なるほど!いろいろなきっかけが重なってトレーナーを始めたのですね。オーストラリアと日本のフィットネス文化の違いはどのように感じましたか?
岸さん:いろいろな要素がありますが、一番びっくりしたのは50代60代の方がガンガン動き回っていたことです。
重量を扱ったトレーニングもするし、走ったら足も速いってとこに相当衝撃を受けました。
今もそうかもしれないですが、日本では筋トレやフィットネスといえば食事制限とか辛いものってイメージがありますよね?
でもオーストラリアの人は、筋トレや運動をすることが生活の一部になっているので、老若男女問わず欠かせないものになっているイメージでした。
大きいジムが日本のコンビニのようにたくさんあって、しかも月会費が安い。
今では日本でも馴染んできているプロテインですが、オーストラリアでは運動していない見た目の人でも、当たり前のように飲んでいるくらい一般的なモノになっていました。
日本では仕事終わりにジムに行かれる方も多いと思いますが、オーストラリアでは朝早くに仕事前に行く方が多かった。
なので、小さい頃から行っている生活習慣の一部って感じですね。
ソフトボール選手時代
筋トレをしている方が羨ましがるような貴重な体験ですね!
留学に行く以前のトレーニングへの関わりはどのような感じだったのでしょうか?
学生時代はずっとソフトボールをしていました。
中学校までは力のあるバッターとして良い打順を任してもらっていたんですが、高校へレベルが上がったときにパワーで通用しなくなってしまって。
そこで先輩と一緒に始めた筋トレがスタートでした。
あとは学生時代に京都のg-zoneという大きいジムでバイトをしていたのですが、そこのトレーナーの方がアメリカへ最先端の知識を学びに行っている方で、多くの知識を学ばせてもらいました。
僕もオーストラリアで学んだことでわからない部分を、そこで再確認するなどしてトレーニングに関する知識を付けていました。
留学行く前からトレーニングとの関わりは深かったのですね。
現在所属しているジムフィールドに入るきっかけを教えてください。
大学卒業後も先ほどお話したg-zoneでバイトをしたのですが、住まいが大阪でジムが京都にあったので通うのがしんどくなってしまい、大阪でジムを探していたときに見つけたのがジムフィールドです。
ジムフィールドで研修をして、今まで身につけてきた知識にプラスして多くのことを学ぶ現場に立ちました。
そしてジムフィールドへ
様々な経験をしてからジムフィールドに入社していますが、現在のトレーナー業に関してどのような考えをお持ちですか?
非常にやりがいを感じながら毎日を過ごせています。
オーストラリアやg-zoneで学んだ経験がとても活きていると感じますね。
お客様もいろいろな年齢の方がいますが「ジムフィールドに通ったことで身体の変化を感じることができた!」と言われるのがとてもやりがいを感じて楽しいんですよ!
「腰痛いのが治りました」「お尻が上がって洋服が似合うようになった」といった声を聞けるのがとても楽しいですね。
お客様の変化を身近で感じられるトレーナーという仕事はめちゃくちゃ楽しいです!
自分が身につけた知識を用いてレッスンをして、変化を感じられるのはトレーナーの醍醐味ですね。
トレーナーになる前からお客様を変えたい思いがあったのでしょうか?
トレーナーを始める前まではトレーナーという職業や教えている姿に魅力を感じていました。
それこそ先ほど話したシドニーの女性トレーナーのように、エネルギッシュでカッコいいトレーナー象に憧れを抱いていました。
しかしジムフィールドに入ってからはお客様が変わる喜びをやりがいとして感じるようになったと思います。
実際にトレーナーをやってみてやりがいが変わったのですね。
トレーナーをしてきて印象に残っているお客様はいますか?
いま勤務しているジムには女性の方が多く、ダイエット目的や昔のように動き回れるようになりたい方が多いんですね。
一人でトレーニングをできないからパーソナルを受けにきてくださっている方が多かったので、最初はモチベーションが上がりづらい方もいたと思います。
ですが、一年とか通い続けている方になると「家で腕立て伏せ10回やっているんですよ!」とか「歯磨きしながらスクワットしています!」のようなトレーニングに対して前向きになれている声を聴けるのは嬉しいことですね。
コミュニケーションの重要性
パーソナルをする際に心掛けていることはなにかありますか?
もちろん身体の知識をトレーニングの知識も大切ですが、やはりコミュニケーション能力が重要だと考えています。
一時間のトレーニングをできるだけ楽しく終えるためにも、楽しい会話をするように心掛けています。
お笑い番組の司会者の方は番組を面白くするためにゲストの人をよく見てその人に適した会話をして笑いに繋げていくじゃないですか?
そういった部分からもトレーニングの雰囲気を良くするために学んでいますね。笑
会話を含めた楽しいトレーニングを提供できれば、自然とお客様の継続率も上がってくると思いますし、お客様が好きなマンガやドラマの情報を事前に仕入れて、共通の話題で盛り上がれるようにしたりすることもあります。
楽しいトレーニングにおいてトレーナーのコミュニケーション能力は欠かせないですね!
それをしなければいけないと感じたきっかけはなにかありましたか?
最初の頃はトレーニングをテンポよく行っていたので、お客様が少ししんどそうだったんですね。
なので、「休憩をもうちょっと入れたほうがいいかな?」「沈黙が長いかな?」とかは感じてはいたのですが、ただそうなったときになにを話せばいいかうまくわからなかったんですよ。
そこで、一時間を長く感じさせないためにも「楽しい雰囲気を作らないといけない」と感じたのがきっかけです。
いろいろな工夫をして楽しいトレーニングを提供していると
思いますが、効果を感じる瞬間はありますか?
そうですね、一年目のときはトレーニングが終わった後に「ありがとうございました!」とこちら側が元気よく言ってもお客様も「ありがとうございました」とは言うけれど、気持ちがこもっていないように感じていたんですね。
それに比べて今はトレーニングに対するポジティブな声ももらっているので、満足して頂けているのかなーと感じています。
嬉しい変化を感じられていますね!
岸さんが教えるトレーニングの内容は多種多様なのですか?
そうです!お客様の目的によって変わってきます。
元々、クロスフィットをやってきていてスクワットが大好きな方もいますし、アメフトをやっている高校生で、実戦に繋がるトレーニングをしている方もいるので、目的によってこちらが最適なメニューを提供する形です。
トレーニングに関する知識でいえばオーストラリアやg-zoneで学んだ知識がとても活用できています。
ただそれだけに頼ると成長がないので、今でもg-zoneに行って新しい知識を学びに行っています。
あとはオンラインスクールで施術方法やスポーツに特化したトレーニングを学んでお客様によりよいトレーニングを提供できるように努めています。
コミュニケーション能力だけでなく、トレーナーとしての知識も常にアップデートしていますね!
トレーナーとしてこれからの目標はなにかありますか?
今はとにかくお客様の変化を感じられるのがすごく楽しいので、それをもっと良いモノにしていくのが目先の目標ですね。
長期的な目標としては、いろいろなトレーニングができる大きな複合型のジムを作っていきたいです。
まだまだ日本ではトレーニング=キツイというイメージが先行していると思います。
そうじゃなくて身体が変われば人生も変わるよってことを多くの方に伝えていきたいですね。
実際にお客様でそれを実感している方も多いですし。トレーニングではなく身体を動かすっていう習慣をつけてもらえるよう活動していきたいですね!
トレーニングのイメージを変えつつ日常に習慣として取り入れていく人が増えていってほしいですね!
最後に岸さんが考えるトレーニングの良さを教えてください。
トレーニングは継続をしなければ効果は出ないですよね?。
だからこそ継続の大切さを実感できますし、継続して身体が変われば達成感や充実感を味わえて、他の部分でもプラスに働いていくことばかりなんですよね!
これは英語学習などでも一緒だと思います。
僕は元々トレーニングが好きですが、トレーニングを通して継続力が身につき、結果が出ることで自信がつきました。
なので、これからも多くの人に運動や筋トレの楽しさを伝えていきたいと思います!
インタビューを終えて
きっかけが重なり始まったトレーナーとしてのお仕事。
現場に立ち、お客様を担当すると共に多くのことを経験し、学びながら試行錯誤を続ける心構えはトレーナーが見習うべき姿勢です。
「お客様が変わっていくのがメチャクチャ楽しいんです!」と人間味溢れる表情で語ってくださったのが、非常に印象的でした。
更にお笑い番組から学んだことをレッスンに活かす所は関西人らしいなとも感じました。笑
お客様も岸さんの「変えてあげたい気持ち」を感じながらトレーニングを継続し、結果が出て運動の楽しさを知ることができる。
パーソナルトレーナーの魅力と運動の素晴らしさを再確認させてもらえるインタビューでした!